鏡の中のクリーチャー

先日、件のサイクリングに行ってきた。

幕張には「花見川サイクリングコース」なるものがある。
現在の我が家から自転車で20分ほど南下すればこのコースのスタート地点に行けるわけだが、そこから北へ14kmほどを走破すると、次は八千代市の「新川サイクリングコース」にそのまま繋がる。
さらにその北、佐倉市に入ると「印旛沼サイクリングコース」と名前が変わり、最終的には利根川にまで通じる。
これら全てを走破すると約50kmほどあるそうだが、自転車で50kmは決して楽な距離ではない。
3000km以上を走るというツール・ド・フランスに比べれば屁でもないとはいえ、何事も節度は大事なので、皆で相談した結果、西印旛沼にあるというオランダ風車を目的地に設定することにした。

080526.jpg

これで片道28kmほどの行程となる。
先日、7km離れた「ららぽーと」へ行っただけでケツ筋を痛めたこのボクにとっては死刑宣告にも等しい荒行である。
まぁ、ゆっくり行けばなんとかなるさ。なんくるないさ。

当日は朝8時に集合し、午前中に目的地に着ければよいねぇ、くらいのノリでスタート。
花見川サイクリングコースは天気がよかったこともあってか、思っていたよりも結構人が多く、歩行者に配慮するとスピードはあまり出せない。
ふむ、このペースなら余裕でついていけるぞ。

...と思っていたのに、八千代市に入り次の新川サイクリングコースに移ったとたん、めっきりと人が減ってしまった。
「ちょっと頑張ってみますか」
などと他の連中が勢いよく自転車をこぎだすと、あれよあれよという間にボクの視界から消えてしまう。
しかもロードレーサータイプの自転車ならともかく、ママチャリやMTBばかりなのにこのスピード。
年齢的にはボクが最年長なのだが、それを差し引いてもこの運動能力の差には愕然とするしかない。
なんて打ちひしがれてる場合じゃない。待って!待ちやがれこのボンクラども!

特につらいのが、緩やかで長い上り坂である。
当方のビーチクルーザーにも変速機こそ付いてはいるが、もっともペダルの軽い1速に入れても、こぐのが精一杯で一向に前に進めない。
変速機があれば坂もラクチン、と思っていたのはとんでもない勘違いだった。

...ものの、なんとか午前中に目的地の西印旛沼に着くことができた。
この風車がある「佐倉ふるさと広場」はいわゆる道の駅というやつだが、信じがたいことにお菓子やアイスしか置いておらず、昼食を提供する類のサービスはない。
いい感じに空腹の我々を嘲笑うかのように回る風車が憎らしい。
おのれ面妖なる化物め!このワシが成敗してくれる!(byドン・キホーテ

仕方ないので、帰りはメシ屋を探しながら行きとは違う道を走ることにした。
サイクリングコース自体がかなり婉曲的な形をしているため、直線ルートを行けばかなり早く帰れるのでは、という目論見もある。
果たして、行きの4時間に対して帰りは2時間。う〜む。

それでも両脚は限界寸前で、腕すらも結構な筋肉痛を感じる。
さらにケツ周りはサドルで擦れてしまい、ウォシュレットなしでは尻も拭けない大ダメージ。
そして最大の誤算は、顔に塗った日焼け止めである。
額の汗をぬぐううちにそこだけ日焼け止めが落ちてしまったのか、鏡の中にはデコだけ真っ赤に日焼けした未確認生命体がいた。

「耳なし芳一」のようなおとぎ話に昇華するかと思ったが、いざ書いてみるとそうでもない。

狙い撃つぜ

モンハンで剛力笛使いとして獅子奮迅の活躍の毎日だが。

初めて対峙した巨大モンスターの前には成す術もなく、幾度となく返り討ちの憂き目に遭い続けた。
小型モンスターどもを相手にする分には、横へ回り込んで笛でボコボコ殴っていればよかったのだが、巨大モンスターだと普通に踏み潰されたり尻尾ではたかれたりしてお話にならない。
しかも、弱点の頭をドツいてやりたいのに、近接武器ではその弱点まで届かないというジレンマ。

で、軽く2日ほど奴らにボコら続けた結果、遠距離武器であるボウガンに乗り換えた。
モンハンの遠距離武器は3種類あって、
ライトボウガン : 武器を構えたまま走り回れる機動力とそれなりの攻撃力がウリ
ヘビィボウガン : 武器を構えるとほとんど動けないがガードができる。攻撃力は大
 : 武器を構えたまま走り回れて矢は無限。溜め撃ちでやや攻撃力が上がる

これらを試した結果、弓は溜め撃ちが面倒で肌に合わず、相手によってライトボウガンとヘビィボウガンを使い分けている。
スキの少ない相手にはライトでチクチク、スキの多い相手にはヘビィでドカン、といった具合だ。
いずれも弾薬代がかさむのがネックだが、唯一無限に使える通常弾Lv1でもザコの掃討には十分なので、決して他の武器に引けを取るものではない。
ていうか、近接武器だって切れ味が鈍ったら砥石(有料)で研がないといけないので無料ではないし、弾薬も拾った素材から調合できたりするし。

ボウガンはRボタンをチョンと押すと、遠距離狙撃用のスコープモード(一人称視点)に切り替わる。
可変倍率スコープをオプションで追加している場合、拡大して遠くの敵を狙撃できるのだが、これがなんとも面白い。
相手がこちらの存在に気づけない距離から「パーン!」「ギエ〜!」
ただ、距離が大きいと攻撃力も激減するようで、至近距離時の5倍くらいの弾薬を撃ち込んでようやくとどめをさせるほどだ。

ただ、巨大なボスモンスターは遥か彼方の距離からでも一瞬で飛来して攻撃をしかけてくるので、離れているからといって決して安全なわけではない。
スコープモードで狙いをつけていると、いつの間にか視界から敵が消えて上からボディプレスを食らうこともしばしばだ。
そんなわけで、普段はRボタン押しっぱなしの簡易照準(後方視点)で走り回りながらパンパン撃ってはリロードを繰り返す。
おかげで、今ではこの簡易照準で飛んでいる虫ケラすらも打ち落とせるほどになった。

しかしながら、モンスターに近づかず、遠くからチクチクと弱点を狙い撃つチキン野郎と言われては返す言葉もない。
ああそうさ、オレは自分が傷つくのがイヤな男さ。
小学生の頃も、ドッジボールじゃ常に反撃のない外野に出て内野の連中に遠慮のない球をお見舞いしていたものさ。

だが、遠くから敵を狙撃する行為が必ずしも男らしくない、とは言い切れない。
ゴルゴ13なりロックオン=ストラトスなりそげキングなり、狙撃を得意とするヒーローだっているだろう。

そ〜げき〜の島で〜生まれたお〜れは〜♪
ひゃ〜っぱ〜つ〜ひゃ〜くちゅ〜う〜ル〜ララ〜ララ〜♪


そげきの島がどこにあるかって?それは君たちの心の中さ! (キラーン)

ピューと吹く!オレ

PSPの「モンスターハンター2ndG」(以下モンハン)にドップリはまっている。

というより、元々はこのモンハンやりたさにPSPが欲しかったのだ。
ソフト自体は3月末の発売なのに、PSP本体が4月末にならないと届かないもどかしさ。う〜む、狂おしい。

数々の有名芸能人にも隠れファンが多いと名高いこのモンハン。
一言で言えば、10メートルはあろうかという巨大なモンスターを様々な武器を使って屠るという、その名の通りモンスターをハントするゲームである。
そして、倒したモンスターから剥ぎ取った素材や発掘した鉱石などを組み合わせて新たな武器や防具を作りパワーアップする。
キャラクター自身に経験値やレベルといった概念はないので、純粋に装備品のクオリティがキャラクターの能力アップに繋がるのがシンプルでいい。

そして、使用できる武器は全部で11種類あり、どれを選ぶかがキャラクター最大の個性となる。

安定した攻撃と防御、抜刀状態でもアイテムが使える片手剣
防御を捨て攻撃に特化した、機動力と爆発力が自慢の双剣
バカデカく一撃の破壊力はバツグンで、ガードもできる大剣
ガードはできないが大剣並の攻撃力とそれを上回るスピードを持つ太刀
鉄壁のガードと超絶的なリーチを備えるランス
そのランスに近接砲撃機能を追加したガンランス
抜刀状態でも走り回れる機動力と圧倒的な破壊力を併せ持つハンマー
そのハンマー並の攻撃力と演奏によるサポート能力を有する狩猟笛

他にも遠距離攻撃系のボウガンが用意されているが、遠くからチクチク攻撃するのはやはり男らしくない。
なので、これら8種類の近接武器の中から自らの相棒を選ぶ必要がある。
訓練所で各武器を思う存分練習できるので、そうして選んだボクの相棒は...

080519.jpg ← どすこ〜い!

狩猟笛である。
なんといってもハンマー並の攻撃力、そしてそれを上回るリーチと攻撃範囲の広さがボクを捉えて放さない。
ハンマーは柄の短い得物を細かく振り回すのに対し、狩猟笛は長い得物を大きく振りかぶってブウンと振り回す。
このため攻撃のスピードはないが、小物モンスターなんかは遠くへ吹っ飛ばしてしまう。
まさにホームラン。その爽快感といったらもう。

これに加え、数々の音色で攻撃力や防御力をアップしたり、体力を回復したりできるサポート能力まであるお得感。
ソロプレイはもちろん、いずれ腕を上げて集団クエストにでも参加することになれば、このサポート能力は引く手数多となるだろう。
おいおい、押すな、押すな。並んで並んで。

“歌って殴れる吟遊詩人”をモットーに、今日もブンブン振り回す。


艱難、汝を玉にす

「新品のPSPにCFWを導入する」という難題に敢然と立ち向かう男の話、の続き。

CFWの導入には「マジックメモリースティック」「ジグキックバッテリー」の2つが必要となる。
このうち、メモステの方は某所で公開されているデータをダウンロードして転送するだけであっさり作成することができる。
むしろ問題はバッテリーの方で、モロにハードウェア依存のためデータ転送以前の障壁が多く、ちょっと一筋縄ではいきそうにない。

そこで、調べに調べて行き着いた情報によると...
「標準バッテリーの基板上のあるピンを絶縁する」ことで、標準バッテリーがジグキックバッテリーと同じ挙動をするらしい。
予想以上に原始的な荒行なのでにわかには信じ難いが、他に方法もなさそうなので実行してみることにした。

とはいえ、バッテリーを分解するという作業は非常に危険を伴う。
特にPSPで使われているリチウムイオン電池は、うっかりショートでもさせようものなら大爆発を引き起こし、向こう1km四方は完全に死の街と化すという。
...というのはさすがに大げさだが、爆発するのは本当で、指の1本や2本は吹っ飛ばすほどの威力はあるらしい。
う〜む、ノーリスク・ローリターンが身上のボクとしてはあまり手を出したくないな。

というわけで、とりあえずバッテリーを分解して基板をむき出しにしてみた。(早い)
指が飛ぶかもしれない緊張感のせいで写真を撮るのを忘れていたが、問題のピンは隣のピンと1mmも離れていない。
鼻毛切りバサミでチョンと切るつもりだったが、これでは刃先をこじ入れる隙間もありゃしない。
万が一、隣のピンと接触してショートしたらドカン、である。

そこで、電気を通さない爪楊枝を使って、問題のピンを上から押し潰して切ることにした。
...のだが、爪楊枝だとやはり柔らかすぎてピンを潰す前に先っぽがグニャリ。
結局、電気を通さず爪楊枝よりも硬い針状のアイテムは見つからなかったため、千枚通しでチャレンジすることに。
もちろん金属製で電気はバリバリ通すため、少しでもズレて隣のピンに当たったらドカン、である。

それもイヤなので、電源を入れたままPSPを放置してバッテリーを完全に空っぽにし、一日ほど自然放電してから作業に当たることにした。
これなら電気が流れていないのだから、そもそもショートなどできようはずもない。
うはははは、石橋を叩いてから鉄橋を渡るこのオレの慎重さを見くびるなよ。

問題のピンを千枚通しで押し潰し、さらにピンの破片をゴリゴリこそぎとってからバッテリーの蓋を閉じる。
といっても、分解するときにすでに無理やり引っぺがしているので、上からビニールテープでグルグル巻くしかない。
そうしてできた特製バッテリーをPSP本体にセットすると...
真っ黒い画面にわけのわからん英語の文字列が並ぶ、PCのBIOSに似た起動画面が。
これこそまさにリカバリモード。大成功である。

あとは事前に作成しておいたマジックメモステを入れて、リカバリモードで×ボタンを押せば、後は勝手にCFWが入る。
すげえ!オレすげえ!さすが神の子オレ!崇め奉っていいよ!

多少のリスクは冒したが、これによりパンドラバッテリー(3980円)を買わずしてCFWの導入に成功した。
ただ、今回分解した標準バッテリーは基板のピンを折ってしまったので、残念ながら通常のバッテリーに戻して使うことはできない。
なので、PSPを普通に稼動させるために新たなバッテリーを購入する必要がある。
やはり完全にタダというわけにはいかなんだか。
どれ、PSPの標準バッテリーってのはいくらで売っとるんじゃい。


PSP標準バッテリー 4500円 (税抜)


「若いうちの苦労は買ってでもせよ」とはいうが、本当に買うと腹が立つ。


開拓者たらずば舗装者たれ

先月末に、待ち焦がれていたPSPが我が手元に舞い降りた。

080313.jpg ← 噂の(?)マットブロンズ

6万台限定生産とのことで、3月から予約してようやく手に入れたというのに、発売後2週間以上経った今もなお、行く先々のゲームショップで普通に売られているのが何とも腹立たしい。
よく考えたらこの間にGWすら挟まっていたというのに、それでも捌けないこの不人気ぶりはいかがなものか。

さておき待望の本体が届いたわけで、まずはお楽しみのアレを実行せねば。
そう、カスタムファームウェア(CFW)の導入である。

PSPは、セーブデータ等を保存する外部メディアにメモリースティックDuoを用いる。
このメモステに動画や音楽のファイルを転送すると、PSP上でそれらを再生することができるわけだが...
実はゲームを圧縮したイメージファイルを転送すると、購入したゲームと同様にこれらを普通にプレイできてしまうという。
早い話、ゲームのコピーができてしまうわけだ。いや〜ん。

PSPでは、XMB(クロスメディアバー)と呼ばれるシステムソフトウェアで本体設定やマルチメディア再生などの各種制御を行う。
いってみればPCでいうところのWindowsのようなものだが、これを丸ごと書き換えてしまうことで上記のような無法がまかり通ってしまう。
その書き換え用のファームウェアがすなわちCFWで、世界に散らばる有志たちによって開発されたものらしい。

PSPのファームウェアを書き換えるには、いわゆるメンテナンスモードでPSPを起動する必要がある。
これを可能にするのが「ジグキックバッテリー」と呼ばれる特殊なバッテリーで、これを本体にセットするだけで勝手にPSPの電源が入りメンテナンスモードで起動する。
あとはこれと「マジックメモリースティック」と呼ばれる、特殊なデータを書き込んだメモリースティックを組み合わせることで、ファームウェアの書き換えが可能となる。
おそらく本来はファームウェアのバージョンアップに失敗して起動しなくなったPSPを修理するための業者専用モードなのだろうが、いやはや情報漏洩とは恐ろしや。

が、しかし...
CFWの導入方法について解説しているサイトのほとんどには、導入に必要なものに「CFW導入済みのPSP」とある。
要するに、CFWをすでに導入したPSPからデータをコピーすることで上記のジグキックバッテリーやマジックメモステを作ってしまうわけだ。
が、残念ながらボクの周りにそんなコアユーザはいない。

こういう人のために、巷では「パンドラバッテリー」と呼ばれる代物も売られている。
これはジグキックバッテリーとマジックメモステの両方の機能を併せ持つ特殊バッテリーで、これがあればサルでもCFWの導入が可能となる。
しかし、平均的な売価は3980円と決してお安くはない。
CFW導入済みのPSPがあればバッテリーの原価だけで作れるものを、わざわざそんな高値で売りつけるなんてけしからん。
ボクはこんなものに頼らないぞ。持ち前のフロンティアスピリッツで。

正確には開拓者の切り開いた道を歩くだけだが、その挑戦の結果は次回ッ!


諦めたらそこで試合終了だよ

先日、両親から安否を確認するメールが来たのでもう少しマメに書く。

こないだ、ホテルの有料放送を何とかタダで見れないかと画策して結局ダメだった話を書いた。
そのときは「外部アンテナ入力端子を持つTVを持ち込む」という、極めて非現実的で後ろ向きな方法しか思いつかなかったものだが...
よく考えてみたら、出張にはまず間違いなくノートPCを持っていくことに気がついた。

そうだ、ノートPCにTVチューナーユニットを接続し、ホテルの壁アンテナをこいつにブッ挿せばどうだろう。
少なくとも、小型TVを持ち歩くよりは遥かに現実的だし、幸いノートPCの液晶は15インチとそれなりに大画面なので、サイズ的にも特に問題ない。
だって、会社のPCですもの。
しかもモバイル用ではなく、デスクトップで普通に使ってるIBMのThinkPadなので、サイズも剛性もむしろムダに有り余っているくらいだ。

会社のPCに許可なく外部機器を接続し、あまつさえTV視聴ソフトまでインストールしてしまうことに若干の呵責を覚えないでもないが、そこはそれ、怒られたら素直に土下座でもすればいい。
でも顔はまっすぐ前を見て土下座。
止められるものなら止めてみな、この溢れ出すばかりの知的好奇心。

なわけで、こういうものを買った。

080508.jpg ← MobiTV Global

外部アンテナ入力端子を持つチューナーユニットの類では、おそらく最小クラスの製品だろう。
メーカーではすでに生産中止となっているが、困ったときのヤフオク様でサンキュッパにてGETできた。
そりゃ猫も杓子も地デジの時代に、地アナしか入らないチューナーユニットの需要がないのも当然といや当然か。

そして、このマル秘アイテムをバッグに忍ばせて、何食わぬ顔で出張先のホテルに宿泊する。
ケーブルの配線については先回すでに確認済みなので、接続自体はサクサクできた。
こ、これでPCで視聴ソフトを起動すれば、めくるめく至福の時が...
と逸る気持ちを抑えつつ、否、抑えきれずにチャンネルサーチを行う。

結論から言うと、これだけでは有料放送は見れなかった。
まさか有料放送の正体がス○パーのエロチャンネルだったとわ。
要するに、信号自体は受信できるのだが、スクランブルがかかっているのでそのままでは見れないのだ。
料金BOXは単にエロ信号をフィルタリングするだけでなく、ス○パーの受信機の役割をも果たしていた、というわけだ。

カラクリはわかったものの、ではこのMobiTV、いやさ、不燃ゴミはどうする。
ていうか、このまま引き下がったらボクは単なるピエロではないか。
仮にもPCにエロ信号を引き込めた以上、必ず何某かの手段があるはずだ。

そうして2時間ほど格闘し、ついにその壁をも突破することに成功してしまった。
DScaler(ディースケーラー)というポルトガル産のフリーソフトを使って視聴すると、なんとス○パーのスクランブル信号を解除できたのである。
しかもこのソフト、ス○パーだけでなく、世界各国のあらゆるCATV放送のスクランブル解除にも対応しているようで、これはもうグレーを通り越して完全なブラックである。


「人生における選択に正解などない。
選んだ選択肢を後から正しいものにしていくのさ」



という言葉をある小説で読んだが、その意味を噛み締めて今日もホテルへ。

木を見て森を見ず

先日、スーツを買いに船橋の「ららぽーと」へ行ってきた。

新チャリで。

事前にナビ調査したところ、幕張からは距離にして約7km、時間にして約40分とのこと。
新チャリのデモンストレーションとしては、ちょうどよい目的地設定ではないか。

そう軽い気持ちで向かったら、もう往路だけでしんどいのなんの。
自分的にはハイギアで最高速度を維持しているつもりなのに、なぜか後ろからママチャリにビュンビュン抜かれていく。
マウンテンバイクもそうだろうが、同じ力でこいでもタイヤが太いとスピードが出ないらしい。
ふん、まぁいいさ。
オレはスピードと引き換えにこの個性的なデザインを...ぶはっ!(休憩)

前に書いたかどうか、ボクがスーツにこだわるのはただ一点のみ。
「パンツの裾幅ができるだけ広いやつ」を毎年死ぬほど探すのだが、時代の先を行き過ぎているのか、未だメンズでそのようなスタイルのスーツは見たことがない。
それでも今年も頑張って探してみたところ、「BUONA GIORNATA」(ボナ・ジョルナータ)というブランドのスーツがなかなかいい感じだった。
しかも、幕張のすぐ隣である船橋のららぽーとにそのボナ・ジョルナータの店舗があるとのこと。
ならば見に行ってみるしかあるまいよ。天運、我にあり。

「いらっしゃいませ〜」
店に入ると、さっそく若い兄ちゃんが声をかけてくる。
そこで件の「裾幅のできるだけ広いスーツ」がないか聞いてみたところ、
「あ〜、メンズではほとんどストレートになっちゃいますからねぇ。モロに『ブーツカット』ってのはなかなか...」
とつれない返事。
いつもボクが探すものはこんなんばっかりだ。

それでも、比較的理想に近いシルエットのスーツはあったので、とりあえず試着してみる。
店にある中で最大のLサイズを持ってきてもらったが、それでもパンツはギリギリといったところ。
股上の浅い、いわゆる「腰で穿く」タイプなのでウエストは問題ないが、お宝周りの閉塞感はどうにかならんものか。

「ストレッチ素材ですから大丈夫ですよ」

いや、破れなきゃいいってもんでもないと思うが...
だが、上着のラインも腰の位置が大分高めに設定されているせいかシュッとして見えるし、全体的に細く見えるのは間違いない。
チラリと値札を見ると2万4千円。
予算は3万円ほど考えていたので、これなら値段的にもバッチリだ。
よっしゃ兄ちゃん。ワイも男や。これもらうから裾上げしたってんか。

そうして裾上げの寸法をいつものように上げ底ブーツに合わせてもらい、会計を済ませる。

「え〜、ジャケットが2万4千円で...」

いや、ちょ、その流れはまさか...

「パンツが1万5千円で...」

ひでぶッ!

「合計3万9千円になります」


採寸までしてもらっといて「予算オーバーなんでやめます」などと言えるはずもなく
「カードでいいスかね?」
...と平静を装って答えるだけで精一杯。
迂闊!ハウメニー迂闊!アイアム!


帰路のペダルが往路にも増して重かったのは、たぶん疲労のせいじゃない。


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