想像の翼

今の会社のメールボックスには迷惑メールが大量に来る。

週明けに出勤してくると全アカウント計で100通近くも来ていた。
いつもこれでは仕事にならないので、使用しているメーラー「Becky!」のプラグインで迷惑メールフィルターを導入してみたこともあったのだが、大事なメールもポイポイごみ箱に放り込んでくれやがるのでこれは断念。
結局届くたびにいちいち手で削除している次第である。

最近は件名を工夫するなどしてあの手この手で読ませようとする迷惑メールが多いが、そんな中にもたまに珠玉の名作が存在する。
今日もそんなメールに出会い、仕事中なのに思わず大爆笑してしまった。
このままごみ箱に放り込むのも惜しいのでぜひ紹介したい。

件名: 「テトリスに見る性的表現」

『テトリス』と言う言葉の、「テ」は「手」であり、「トリス」はおそらく「クリトリス」
つまり、『テトリス』は女性の自慰行為を表しています。
(中略)

さらに、ゲーム中使用されるブロックも
   □□
□□    は、四つんばいの女性

  ■
 ■■
■     は、性器を露出させている男性

と、それぞれ性的な意味合いを持っています。

               ■
               ■■□□
それらのブロックが、 ■□□   このように結合する様子は、
性行為そのものであると言えるでしょう。

「ブロックが隙間に挿入され、一列に並ぶと消える」というルールも、オーガズムを表現したものと考えることが出来ます。
ゲームに使用されるブロックは常に「マワされ(= 輪姦)ながら、堕ちて」いき、無数のブロックが積み重なり、オーガズムをむかえ、消えていく。
まさに「乱交」と呼ぶにふさわしい状態です。


ここだけの話、想像力には割と自信があったが、世の中上には上がいる。


ご冗談を!

今日も「サムライ7」の魅力を語っていきたい。

7人いるサムライ達の中でもボクが最も好きなのが「ゴロベエ」だ。
カンベエに匹敵する冷静さを持つサブリーダー的な存在だが、時としてカンベエが相手を突き放すような厳しい物言いをするのに対し、ゴロベエは常に相手の気持ちを察して笑顔を絶やさない点でやや異なる。
カンベエとキャラがカブるせいか、アニメでは7人の中でもっとも早く逝ってしまう不運なキャラでもある。

そしてゴロベエは貴重なお笑い担当でもある。
カンベエ一行は野伏(のぶせり)の目を逃れてカンナ村へと向かうために、全員を3つの班に分けて別行動をとることにしたのだが、このときゴロベエ班は野伏に怪しまれぬようにと女装する策を採ったのである。

リキチ 「ゴロベエ様ぁ〜!なしてオラまでこんな...」

060730.jpg 「うっさいわね!奴らに見つかっちゃうでしょ!」

もちろん原作の五郎兵衛はこんなことしない。
そしてゴロベエ班のもう一人のサムライであるヘイハチもノリノリで、いやがるリキチも含めて3名の女旅芸人が完成。
途中で野伏に見つかるが、リキチの機転で無事にカンベエ達と合流したのだった。

0607302.jpg ←ヘイハチ(右)は意外とマシ


そんなゴロベエは登場シーンも衝撃的だった。
元サムライの剣の腕を大道芸にして生計を立てていたゴロベエは、サムライを探して街を歩くカツシロウを呼び止め「ちょっと遊んでいかんか?」と誘う。
そしてカツシロウに、なんと自分の額を弓で射抜けと言ったのである。

0607303.jpg ← この距離で?

もちろん射抜かれたら自分は死ぬ。
しかしもし射抜けなかったら今日の夕飯を世話してくれ、という賭けだ。
カツシロウも最初は「バカバカしい」と言いながらも、ゴロベエに「臆したか?」と挑発され、カッとなって思わず弓を射てしまう。
しかし...

0607304.jpg ← お見事!

驚異の動体視力で矢をキャッチしたゴロベエ。
少しだけ額に刺さった鏃(やじり)から血が流れ出す...

0607305.jpg ← 「はぁ、アァァ...」(昇天)


変態だけど人格者。そんなゴロベエの魅力をぜひご堪能あれ。


温故知新

映画「七人の侍」を見た。

先日紹介した「サムライ7(セブン)」の原作ということもあるが、「日本アクション映画の最高傑作」「スピルバーグは新作にかかる前に必ずこれを観る」など、それほどの作品ならぜひ一度拝んでおかねば、と。

「七人の侍」の上映時間は3時間27分もある。
軽い気持ちで夜中の2時から見始めたものの途中でやめる事ができず、終わってみれば夜が明けていた。
画面こそ白黒だが、それ以外は現在の時代劇と比較しても何の違和感もなかった。
しかし、これが50年以上も前の映画とわ...

特にすごいと思ったのが効果音を使ってないという点だ。
例えば斬り合いのシーンにおいても、「ガキン」「ズバッ」といった効果音は一切入ってない。
ともすれば「斬ってるフリ」にしか見えないものを、役者の演技力だけで剣戟の迫力を表現しているわけだ。
演技力といえば、サムライを雇えずにあばら家でシクシク泣いてる農民が本当に気の毒に思えてくるのもやはり迫真の演技力の賜物だろう。

そして「七人の侍」を見たことで「サムライ7」がいっそう面白くなった。
例えば先にも書いた「勘兵衛」「カンベエ」の同じシーンを見てみると

060729.jpg
      「この飯、おろそかには食わんぞ」

「腹一杯の米」という割に合わない報酬だけで農民を助けに行くことを決意した名シーンだが、勘兵衛を説得したのがチンピラ、カンベエを説得したのがキクチヨと若干の違いはあるもののセリフはまったく同じだ。

その「菊千代」「キクチヨ」はこんな感じ。

0607292.jpg

菊千代を演ずるはあの三船敏郎である。
さすがのボクも三船敏郎の名前くらいは知っていたが、若い頃からこんないかつい顔だったとは。
ちなみに原作もそうだが、「サムライセブン」でもキクチヨは常に出ずっぱりで、ある意味カンベエ以上に重要な役どころを担っている。
他の6名と違って生まれは農民という点も同じで、侍でもなく農民でもない故に旗印においても特別な扱いを受けている点も同じだ。

これで三船敏郎が機械の体を有していれば完璧だったのだが。

月とスッポン

元大関の霧島(きりしま)という力士がいる。

先に紹介した横綱大乃国と同世代に活躍した力士で、当時はかの小錦と並ぶほどの人気者だったらしい。
徹底的に鍛え上げられた筋肉質の身体と甘いマスクから「和製ヘラクレス」「角界のアランドロン」といった異名も多い。
現在は陸奥(みちのく)部屋の親方として後進の指導にあたっている。

また、彼が引退後に出した著書「踏まれた麦は強くなる」を読んだフランスのシラク大統領はいたく感激し、当時の首相橋本龍太郎の訪仏の際には大統領自らがこの本をプレゼントしたとか。
橋本首相も最初はなぜこの本をもらったのかわからなかったものの、読んでみると涙を流して感激し、首相自ら親書を携えて霧島本人に会いに行ったというウソのようなエピソードもある。
その時の親書と写真は今も両国の「ちゃんこ霧島」に保存されているらしい。

そして現在、十両に霜鳥(しもとり)という力士がいる。
霧島霜鳥、見ればわかるが字面が非常に似ている。
こうしてゴシック体フォントで見ればそれほどでもないと感じるかもしれないが、番付表に極太の毛筆体(いわゆる相撲字)で書かれているといっそうわからない。

霜鳥も元は小結まで上り詰めた幕内経験者だが、大関霧島が井筒部屋だったのに対して霜鳥は時津風部屋
部屋こそ違えど同じ時津風一門なので、霜鳥の四股名には半ば確信犯的なものを感じる。
実際、番付表を見て
「ええっ!?霧島が復活?...なんだ、霜鳥か」
といった勘違いをしてしまう人も続出したとか。

それにしてもこの四股名のセンスは素晴らしい。
そこでボクもこのセンスにあやかった四股名を考えてみた。

 魎星   (りょうせい)

 稚山   (わっかやま)

 里海   (さとうみ)

 日霜山 (にっそうやま)


遠くから見ると正解がわかるかもしれない。

ウマいは気から

今の会社ではランチを周辺の飲食店で取っている。

社員食堂に比べてやや割高なのは否めないが、店を自由に選べるだけあってレパートリーが豊富なのは嬉しい。
いろんな店を渡り歩くうちにジャンルも和食・洋食・中華と一通り揃ったし、いわゆる「レギュラー」「補欠」といった自前ランキングもできた。
昼休みが13時からなのでどこの店も空いている、というのも強みだ。

中でも特に「中華」の店は個性的なとこが多い。
先日行った店はとにかく量がハンパなく多くて、通常の店の2倍、王将の1.5倍はあろうかという超ボリュームは圧巻の一言。
エビチリ・麻婆豆腐・野菜炒めといった料理はどれも本格的で、しかも杏仁豆腐のバイキングまで付いて850円という超お得物件なのだが、メインのボリュームがありすぎて杏仁豆腐にはついにたどり着けなかった。
腹十五分目くらいまで食ったせいか、一日中胸焼けがしてしまい、その日は夕食もほとんど食べなかった。

中華はもう一軒ストックがあるが、そっちはあまり美味しくない。
味に疎いボクが言うくらいだから相当なものだろう。
店のウェイターも無愛想なオッサンで、よほど中華が食べたい時くらいしか足を運ぶことはない。

しかしある日、オッサンが厨房のコックと話しているのが聞こえた。
「観自在菩薩行仁般若波羅密多時照見悟雲皆空度一切苦厄舎利子...」
そう、中国語だったのだ。
ボクは中国語をまったく知らないのであえて般若心経を用いたが、イントネーションや響きから察するにアレは間違いなく中国語だった。
なんだ、日本人じゃなかったのか。どうりであまり喋らなかったわけだ。

そしてもちろんコックも中国語で応じていた。
ということは、今食ってるこの味噌ラーメンチャーハンも、あの中国人コックが作ったわけか...

...なんか、不思議とウマいような気がしてきた。


サムライセブン

「サムライ7(セブン)」というアニメが面白い。

原作はかの「世界のクロサワ」こと黒澤明監督の映画「七人の侍」である。
「かの」と知ったようなクチをきいちゃいるが、ボクは「七人の侍」をまだ見たことがない。
だからボクの評価は原作を知らずに見た場合のものと思っていただきたい。

物語は実に単純明快な勧善懲悪モノである。
ただし時代設定は遥か未来の地球で、幾多の武士たちが大戦を繰り返した末に焦土と化した後のお話。
ようやく街も復興してきた頃、一部の元武士たちは「野伏」(のぶせり)と呼ばれるならず者と化し、村を襲っては略奪の限りを尽くしていた。
だが一方で武士の心得を忘れない正義の志士、すなわち「サムライ」たちは、大戦が終わって力を持て余すもののその日の飯にも困る有様だった。

そんな野伏たちに蹂躙されて苦しんでいる「カンナ村」の農民たちは、ついにサムライを雇って野伏と戦う決心をする。
腹を空かせたサムライたちなら、米を報酬に必ず野伏たちを追い払ってくれるだろう、と。
そこで村人を代表し、百姓のリキチと巫女キララ、その妹コマチの3人はサムライを探しに街へと向かうのだった。

そうして紆余曲折の末に集まったサムライがこの7名。

060726.jpg
(最後方) キクチヨ
(三列目左から) カンベエ、ゴロベエ、シチロウジ
(二列目左から) キュウゾウ、ヘイハチ
(最前列) カツシロウ

仲間になった順に簡単に説明すると...

1.カンベエ
 冷静沈着で剣の腕も立つリーダー的存在。「斬艦刀」で戦艦をも両断する
2.カツシロウ
 実戦経験がなく剣の腕は未熟だが、志は高くカンベエを師と仰ぐ少年
3.キクチヨ
 全身が機械の巨漢。豪放で粗野なトラブルメーカーだが憎めない男
4.ゴロベエ
 元忍者。動体視力が凄まじく、斬撃や至近距離からの矢も完璧に見切る
5.ヘイハチ
 様々な機械や武器に精通。人を斬ったことがないが薪割りだけで剣の達人に
6.シチロウジ
 大戦の時にカンベエの片腕として活躍していたプレイボーイ。槍の名手
7.キュウゾウ
 唯一カンベエをも上回る腕を持つ二刀流の最強剣士。寡黙で無愛想

以上、名前こそ原作と同じだが、その面影は欠片も残ってはいない。
例えばリーダー格のカンベエは見ての通りフサフサの長髪だが、「七人の侍」の勘兵衛は見事なツルッパゲときく。
キクチヨに至ってはもはや人としての原型すら留めていない。

かつて黒澤家に著作権侵害で訴えられた大河ドラマ「武蔵」も、このくらいやっとけば難を逃れられたかもしれない。

ブタもおだてりゃ

実は夏用のズボンが1着しかない。

引越しの際に着ていない服を全て捨てたことは以前書いたが、ズボンは1年を通して1着だけ、ユニクロで数年前に買ったブーツカットのジーパンだけを延々と履き続けていたのだ。
今までは私服を着ること自体が月に数回しかなかったのでそれでも問題なかったが、こうして毎日私服で通勤するようになった現在、さすがに1ヶ月間同じズボンというのもちょっとどうかと思う。

そこでヨドバシカメラに新しいズボンを買いに行った。
梅田ヨドバシカメラの半分はコムサストアになっており、また好立地のせいか他にもカジュアルファッションやスーツストアなど様々な服飾店が軒を連ねているのである。
そこでいろんな店をウロチョロしていると「COMME CA WALK」(コムサウォーク)というショップでよさげなカーゴパンツがあった。
ストレートのはずなのだが、マネキンが履いているのを見るといい感じにブーツカットっぽいラインが出ている。
ふ〜ん、なかなかいいじゃん。

「いらっしゃいませ〜」

ぬぅ、やはり来たか、店員。
しかし今日のオレは冷やかしではなく買う気マンマンだぜ。
というわけで試着してみたところ、実にいい感じである。
今までスリムなブーツカットばかりに目が行っていたが、こういうゆったりしたカーゴパンツも意外としっくりくる。
特に最近は下半身がちょっと、その、なんだ、オホッ、オホォン!

そんなわけでこのカーゴパンツを購入することにしたのだが...

「Tシャツとかもいかがです?」

ぬぅ、やはり来たか、店員。
プチ国分太一みたいなナリをしているが基本に忠実な男だ。
しかしウチのTシャツはどれも個性的なので、ここの凡庸なデザインの品ではとてもとても...

「こちらのフード付きベストと合わせるとカーゴパンツにもよく合いますよ」

さらにもう一品?それはさすがに想定外だわ。
いや、しかしこれは確かに...合うな。いや、でもなぁ...

「最近このへんが学生さんにも人気で、あ、社会人さんでした?」

はっはっは、こう見えても私、31歳なんですよ。

「えっ!?マジすか?ボク生まれて初めて本気で驚きましたよ!」


全部もらおうか!!


買えよ遣えよ富国強兵

コードレスヘッドホンを買った。

060724.jpg ← ビクター 「HP-W120」

今まではソニーの製品を使っていたのだが、これがまた重い。
しかも耳を完全に包み込む、いわゆる密閉型なので、長時間つけていると耳の周りがカユくなったり痛くなったりして大変困っていたのである。
たまにしか使わないならいいが、レオパレス時代の経験から音量に気を遣うようになってしまった今ではむしろヘッドホンの方が出番が多い。
特にFF12を攻略していた時なんかは頭の重さからくる肩こりに随分と悩まされたものだった。

そこで今回は何よりも「軽さ」を重視して選んだ。
それがこの「HP-120」で、本体部分の重量は電池を入れても105gしかない。
セパレート型(左右が分かれるタイプ)を除けばコードレスヘッドホン最軽量だとか。
実際、つけてみるとアホほど軽くて感激した。

音質に関しては、ボクのような「違いのわからぬ男」には必要十分なレベル。
密閉型ではないので周囲の音を完全に遮断することはできないが、玄関のチャイムや携帯の鳴る音などに気づける点はプラスともいえる。
実家に住んでいる思春期の男子にはむしろメリットと言い切ってもいいだろう。

専用充電池以外に単4電池も使えるので、いざ充電がなくなっても大丈夫という点も実に気配りが行き届いている。
もちろん長時間つけていても快適で、今のところこれといった弱点は見当たらない。
あえて言うなら充電器に置くときにややコツがいる点くらいか。

ちなみに、これの廉価版で「HP-W80」というモデルもある。
こちらも同じく105gと最軽量ながら実売で5000円を切る安さが魅力だが、よく使う物だけにあまり安すぎるのもアレなので、あえてサラウンド何とかという機能のついた「W120」にあえて8000円を投じてみた。

日本経済のデフレ脱却を肌で感じている。

ビーバップ大相撲

大相撲名古屋場所は横綱朝青龍の優勝で幕を閉じた。

千秋楽の今日は、14日目にすでに優勝を決めた朝青龍と綱取りを賭ける大関白鵬との直接対決が一番の見所だった。
今日の時点で白鵬はすでに2敗を喫していたが、北の湖理事長のインタビューで「最低でも13勝以上」と、白鵬の綱取りにまだ望みがあるような含みを持たせたコメントがあったせいか、なんとなく「白鵬が朝青龍に直接対決で勝てば横綱」みたいな空気が流れていた。

その白鵬が見事に朝青龍を見事な寄り倒しで破った。
優勝こそ逃したものの、無傷の14連勝で独走状態だった横綱を真っ向勝負で止めたこの一番に、誰もが新横綱の誕生を確信したが...
直後に放送席に入った情報によると、審判部の判断で白鵬の横綱昇進はなんと見送りになったという。

審判部での評価は「白鵬の13勝は立派だが、横綱の独走を許してしまった」という辛口のもの。
だが、この評価には大いに疑問が残る。
そもそも朝青龍の独走を許したくないなら、14日目に朝青龍と白鵬をぶつければよかったのだ。
そうしなかったのは本割(対戦カード)を組んだ他ならぬ審判部自身である。
仮に14日目に朝青龍が負けたとしても千秋楽で白鵬以外の力士に負ける保証はないが、朝青龍を止めるチャンスすら与えられなかった白鵬にこの評価はいかがなものか。

千秋楽で向正面の解説だった舞の海もこの点を力説して憤慨していた。
「審判部の決定だからねぇ」という正面解説の北の富士とは対照的だ。
舞の海は取組前から「そもそも白鵬の昇進を待つ理由がない」と、白鵬が勝った時の横綱昇進を信じる相撲ファンの心情を代弁していた。
それだけにこの決定には憤懣やるかたない様子で、
「もしかして(審判部は)最初から白鵬を横綱にする気はなかったんじゃないですかね?」
と、まるで北の富士のお株を奪うかのような毒舌も。

今回、もし白鵬が大関を2場所で通過して横綱になっていた場合、これは戦前の第38代横綱照国(てるくに)以来の最短記録で、戦後では初の大快挙となる。
あの北の湖千代の富士朝青龍ですら綱取りまでには大関3場所を要したのである。
今年になってから全ての場所で13勝以上を上げている白鵬の安定感は誰もが認めるところだが、これだけの大記録を優勝を逃した大関に与えることに審判部が躊躇したのもわからないではない。
白鵬には実に気の毒だが、今回は間が悪かったというのもあるだろう。
どうか「自分が外国人だから」などとくさらずに、来場所こそ誰も文句のつけようのない成績で綱取りを果たしてほしい。

来場所に白鵬がグレて金髪になっていないことを願うばかりだ。

大阪で生まれた女

先日、携帯の機種変更をした時の話。

機種変更を担当してくれたお姉さんが、「あなたの知らないエッチな話」というDVDに出てくるセールスレディー役の娘に激似だった。
060722.jpg ← 参考までに

しかも声がハスキーなとこまでそっくりだ。
このDVDに出てくる娘はいずれもプロの女優ではなく素人なので、可能性としてはなくもない。
とはいえ、まさか「あなたAV出たことあります?」などと聞けるはずもないし、仮にそうだとしてもサインを求める気にはなれないのでボクの勘違いということにしておこう。

その女優、もとい販売員はまさに「大阪の女」を地で行く人だった。
機能の説明にしても、とにかくいろんなところをぶっちゃける。
例えばボクが楽しみにしていた「PCサイトビューアー」
これは携帯向けではない普通のサイトを携帯から見れる機能で、いわゆる「フルブラウザ」というやつだ。
携帯向けのサイトはどうにも使いづらくて今まで敬遠していたのだが、これがあればいろいろと使い道も...

「で、このPCサイトビューアーですが、PC向けサイトを見ちゃうともんのすごいパケット代を請求されちゃいますので絶対に見ないでくださいね

確かにボクはパケット定額サービスに加入してないが、営業的にはマズそうなこともこうしてズバズバ言ってくる。
あるいは高額なパケ代の請求でモメる客があまりにも多いせいだろうか。

また、家族でauの携帯を使っている人はいるかと聞かれたので
「全員auです」
と答えたところ、ボクの料金プランを見たお姉さんは
「家族割入ってないじゃないですか!」
とすごい剣幕で言う。
ええ、まぁ、そうなんですけど、別にそこまでせんでも...
「いいですか?家族割に申し込むだけで月々の基本料金が1000円も安くなるんです!」
はぁ。
「てことはですね、今の基本料だと1年で...」
いきなり電卓を打ち始めるお姉さん。
「これが!」
電卓を見せるお姉さん。
「家族割に入るとこれだけ安くなるんです!」
電卓を突きつけるお姉さん。

まさに絵に描いたような大阪商人ぶりである。
メーカーの営業的な立場でいえばこれは売り上げを減少させる愚行でしかないのだが、きっと他人が損をしているのを見過ごせない性格なのだろう。
まぁ、そういうことなら機会があれば家族に話を...

「絶っっっ対に入ってくださいね!」

はいィっ! ('◇';ゞ

他人のフンドシ

大きなドラッグストアがなくて困っている。

駅周辺にあるドラッグストアはどれも店舗面積が小さいものばかりで、ボクが求める品はどれもことごとく置いてないのである。
郊外に足を伸ばせば大きなドラッグストアもあるだろうが、ボクは整髪量や洗剤などの消耗品をよく買うので通勤経路上にないと意味がない。

名古屋は車の来客が多いためか、広い駐車場を備えた大型ドラッグストアがたくさんあった。
薬はもちろん、他にも化粧品や洗剤、果ては食料品や健康器具まで置いてある所もザラで、ちょっとしたスーパーの代用としても十分役立ってくれていた。
売り場面積が広いということは当然品揃えも豊富なわけで、今ボクが愛用している品もほとんどが名古屋で見つけた代物である。

例えばヘアスプレーは「モッズヘア」のスーパーハード(無香料)がいい。
しかし大阪で行く店ではなぜか「ケープ」しか置いてない。
ケープも決して悪くはないが、スプレーの霧の細かさではモッズヘアの方が勝る。
ヘアスプレーは一箇所に集中して噴射してしまうとカッチカチになってしまうが、霧の細かいモッズヘアはうまく拡散してくれるのでこういった失敗が少ないのだ。

また、洗顔料は「Dauer」(ダウアー)というのを愛用している。
このダウアーの商品はどれも見た目が「Dove」(ダヴ)のパッケージに酷似しており、間違って買っていく人が続出するというややいわくつきのブランドである。
ちなみに製造しているのは大阪の「東邦」という会社らしいが、もちろん会社HPにはダウアーの紹介など一切なく、しかもネット通販で取り扱っているサイトも皆無。
限りなく黒に近いグレーなブランドだが、ブログ等を読むとかなり広範囲の地域で普通に店頭に並んでいるらしい。

この「Dauer」ブランドには他にも詰め替え用のシャンプー等があるのだが、面白いのはなぜかボトルが販売されていないという点だ。
Dauerブランドのボトルがないのに何に詰め替えろというのか。
要するに、暗に「Doveのボトル使えばいいじゃん」と言っているのだ。
見た目はパクっても、自前でボトルを作るほどのコストはかけたくないのだろう。

ここまでされても訴訟しない日本リーバの心の広さには頭が下がる。

ソニイズム

晴れて携帯の機種変更をした。

0607172.jpg ← 結局ソニエリの「W42S」

巷で「ウォークマン携帯」と呼ばれているアレだ。
カシオの「W41CA」と最後まで悩みつつ売り場に行ったが、実際にこのスライド機構を触ってみると思っていた以上に楽しい。
ボタンで開閉するのではなく、指である程度までスライドさせると勢いがつくタイプのギミックで、カシャカシャやってるといい手慰みになりそうだ。
折りたたみタイプに飽き飽きしていたボクの所有欲をダイレクトヒットしたというわけ。

このW42Sの機能の多くは音楽再生に特化されている。
1GBという超巨大な内蔵メモリ、リモコン付きイヤホン、本体下部のシャトルダイヤル...「ウォークマン」という巨大な銘を冠するだけのことはある。

W42Sで音楽を楽しむ方法は2つある。
まずは音楽配信サービス「LISMO」を利用する方法。
通常は「着うたフル」等の携帯向け音楽配信サービスで曲を購入して聴くわけだが、手持ちの音楽CDをこのLISMO形式に変換してW42Sに転送することもできる。

ただしLISMO形式はサンプリングレートが48kと音質が若干ヘボい。
一般的な感覚では、サンプリングレートが128kを下回ると「シャー」というノイズが目立ったり音が曇ったりするのがわかるという。
ボクがiPodに入れてるファイルはだいたい192kが多いので、これに比べるとLISMO形式は確かに音が曇り気味に聴こえるが、ラジオ程度と割り切ってしまえばそれなりに楽しめる。

もうひとつは添付ソフト「SonicStage」を使ってPCの音楽ファイルをW42Sに転送する方法。
こちらはLISMOと違って音質はそのままなので、まさにiPod同様にW42Sを使いこなすことができる。
普通なら誰もがこのSonicStage方式を選びそうだが、ここに実は落とし穴があった。
SonicStage方式で曲を書き込めるのは、W42S内のメモリースティックDuo(もち別売)に対してのみ。
内蔵メモリが1GBもあるクセにSonicStageでは使わせてもらえないのである。

巷では携帯の拡張メディアといえばSDメモリーカードの一人勝ち状態ときく。
しかしソニーは何としてもメモリースティックを普及させたい。
そのために採った策がこれだ。
「キレイな音を楽しみたいならメモリースティックを買え」

独自仕様のために汎用性を平気で犠牲にする社風は相変わらずらしい。


すれ違い通信

今の会社では私服で仕事をしている。

今年で社会人8年生になるが、私服で仕事をするのはこれが初めてだ。
特にこのクソミソ暑い時期にTシャツ&Gパンという風通しのいい格好で通勤できるのはかなりありがたい。
しかもしばらく経って気づいたが、ワイシャツの時に比べると仕事上がり時の体の疲れがほとんどないのに驚いた。
特に首周りがスッキリしたことで肩凝りが減ったのは目に見えてわかる。

それはいいのだが、実はボクはあまりTシャツを持っていない。
元々私服でもTシャツ派ではなかったし、ワイシャツの下にはユニクロで買った吸汗性の高い肌着シャツをいつも着ていた。
それが今ではほぼ毎日Tシャツを必要とする生活。
名古屋を発つ際にほとんどの古着を捨ててきてしまったのも痛い。

というわけで、梅田のジャンプショップにTシャツを買いに行ってきた。

Tシャツを買うのにセレクトショップでもユニクロでもなくジャンプショップ。
そう、もちろん狙うはそっち系のアレだ。皆まで言わすな。
ただし、キャラクターがデカデカとプリントされた類のTシャツはさすがに恥ずかしいので、何と言うかこう、その、「わかる人だけわかる」的なレベルのを探したい。

まず目に付いたのがこれ。
060719.jpg

初期ドラゴンボールの敵役「レッドリボン軍」のロゴが入ったTシャツだ。
写真には写ってないが、裾には丸数字の「17」(←macに配慮したヨ!)が入っているので、おそらくは人造人間17号の服という設定なのだろう。
こういうデザインなら知らない人にはどっかのブランドロゴにしか見えまい。
別にレッドリボン軍に思い入れもないが、そういうわけで購入した。

で、もう1枚がこれ。

0607192.jpg

「BLEACH」護廷十三隊隊長羽織Tシャツ。
さんざん迷ったが、やはり前から欲しかっただけに抗いきれなかった。
ちなみに写真のTシャツは一番隊だが、ボクが買ったのは三番隊だ。

しかしまぁ、買ってはみたものの着るとなると...
もし同じTシャツを着た人と鉢合わせしたら、お互いどんな顔をするだろう。
はにかんだような、それでいて親近感を覚えるような気持ちで目を合わせずにすれ違うのかもしれない。
でも心の中ではきっと
「こんにちは、三番隊隊長どの」
「ごきげんよう、十番隊隊長どの」


みたいな挨拶を交わしているのかもしれない。
わかってる人同士の不器用なコミュニケーション。う〜ん、渋い。

十三隊全員を見つけるまで旅に出ます。(えぇ〜?)

君が美しすぎて

昨日の名古屋場所9日目のゲスト解説者はなぜか野口五郎だった。

新御三家の他の二人(西城秀樹・郷ひろみ)に比べるとイマイチ印象が薄いのだが、アイドル色の強い彼らに比べて歌が抜群に上手く、日本を代表するほどの本格派シンガーとして君臨していたとか。
コロッケのものまねのせいで短足のイメージがあったが、どうやらすごい人らしい。

その野口五郎は自称「隠れ相撲ファン」だそうで、以前から相撲部屋に足を運んだり懇意にしている力士も多いと自慢していた。
その日もインタビュールームに旭天鵬が野口五郎を訪ねる画があったが、プライベートでも一緒にゴルフをしたりと確かに交流は深いらしい。
他にも朝青龍千代大海とも個人的な付き合いがあるとか。

その五郎の解説を聞く限りでは、確かに自称するだけのウンチクはあった。
50歳という年齢の割に「私が選んだ名勝負」に小錦VS若嶋津という比較的新しい組み合わせを選ぶあたりはちょっとガッカリだったが、「一瞬で勝負がつく力強さがいい」と独自の相撲観を持っているっぽい。
閣下ほど独創性に富んだコメントではないにせよ、今後も大相撲の広告塔として活躍してくれそうな貴重な援軍であるといえよう。

その五郎が中入り後しばらくして向正面の解説席に移動したのだが...

藤井アナ 「向正面の野口さ〜ん」
野口五郎 「は〜い」

060718.jpg ← おや?

画面左上になにやら摩訶不思議な物体が。
正面解説席に移った舞の海も藤井アナも、特に物体には触れずに話を進めている。
しかしカメラマンはさすがに気づいたのか

0607182.jpg ← うをぅ!?

驚いて五郎から大きくカメラを左に外す一面も。
女人禁制とはいわないまでも、それに近い大相撲の中継でこれだけ巨大な代物が画面を占有するというのはさすがにマズかろう。
それにしても巨乳をバックに真面目にコメントしなくてはならない五郎も気の毒ではある。
そしてそのうち巨乳の友人が気づいたのか、余計な自主規制を行うに至った。

0607183.jpg ← 「ちょっとぉ〜映ってるや〜ん!」


さすがにポロリはありませんでしたが。


スライドフェチ

そろそろ携帯の機種変更をしようと思っている。

...あたかも今思い出したように書いているが、実は2年ほど前から機種変更は熱望していた。
カメラ付き携帯の持ち込みを許さない職場にいたせいで、変更したくてもできないジレンマとずっと闘ってきたのだから。
仕事を変えたら真っ先に機種変したる、とか思いながらもネットが使えないため爪を噛んできたが、ついに時は満ちた。

今もっともホットな機種はウィルコムの「W-ZERO3 es」らしい。
060717.jpg

ぬぅ、確かにホットだわ。
前機種の「W-ZERO3」は見た目があまりにもPDAすぎて逆に引いたが、今回のはちゃんと携帯電話っぽい外観を有している。
これなら「ノキア製です」と言われても信じてしまいそうだ。
OSも「Windows Mobile」とかいう携帯版のウィンドウズを使っているそうで、パソコン慣れしているユーザには実に使いやすそうな印象を受ける。

だが、高い。
新規+年間契約でも3万円以上かかるのはいかがなものか。
もちろん同スペックのPDAとPHSを買うよりは安いんだろうが、ていうかキャリア変更したら「番号が変わりました」メールを友人知人に送りまくらなくてはいけない。
何、それはちょいと面倒じゃないかねチミ。
ええ、とても面倒です、社長。
というわけで、キャリアは「au」のままで機種変することにした。

最近の携帯は「音楽」「ワンセグ」が売り文句の筆頭らしいが、正直別にどちらも必要ない。
音楽はiPodがあれば事足りるし、外でTVを見たいことなんか...いや、それはないこともない、かも。
とはいえ、ワンセグ視聴可の機種を見るとどれもデカくて重そうだ。
いつも携帯を尻ポケットに入れているボクとしては、できれば本体サイズは小さく薄いに越したことはないのだ。

そういう観点ではカシオの「W41CA」(auの一番人気らしい)あたりがよさげなのだが...
0607172.jpg ←ソニエリ 「W42S」

超!これ超よくねぇ!? (がしゃこーん)

夏の日の2006

平幕の露鵬がカメラマンに暴行したニュースが巷を賑わしている。

事の顛末はこうだ。
昨日の千代大海との取組で負けた露鵬が、土俵下で悔しさのあまり千代大海を睨み付け、これに腹を立てた千代大海が「何だゴルァ」と応戦。
060716.jpg ← 一触即発の千代大海と露鵬

そして両者は睨み合いながら二字口へ戻ったものの、露鵬は千代大海を睨み付けたまま礼もせず土俵を降りた。
その後、風呂で両者は再び鉢合わせし、多少冷静になった露鵬が千代大海に「これからも頑張りましょう」と話しかけたが、千代大海はこれをガン無視
これにブチ切れた露鵬は風呂場のガラスを素手で叩き割り、血まみれの手にタオルを巻いて審判部に出向き謝罪。
そして審判部の部屋を出た瞬間に多数のフラッシュを焚かれてまた逆上。
目の前にいたカメラマンを平手で殴りつける暴挙に出たというわけ。

このカメラマン暴挙事件を受け、理事会は露鵬を3日間の出場停止処分にした。
また露鵬の師匠である大嶽親方(元関脇 貴闘力)も管理不行届ということで3ヶ月間の減俸10%の処分を受けたという。
また露鵬の休場によって、今日の割を組まれていた7連勝中の角番大関栃東が、早々に勝ち越しを決めて角番を脱出するという思わぬ幸運に恵まれた。

露鵬や千代大海のような血の気の多い力士同士が土俵上で睨み合うこと自体は別に珍しいことではない。
小結の稀勢の里なども千代大海との取組ではいつもものすごいガン付けをしている。
ただ今回は露鵬が負けた後もガン付けをやめなかったことと、立ち合いの際に露鵬が千代大海の顔を張ったというのも千代大海の癇に障ったらしい。
昨日の大乃国の話ではないが、顔を張られた力士は番付の上下に関わらず誰しもイラッとくるものなのだそうだ。

ジダンの頭突きといい、夏の暑さは人を好戦的にさせるのかもしれない。


関(せき)ジャニ8

大相撲中継を見ていると、やけにイケメンな呼出(よびだし)がいつもいる。

060715.jpg

調べてみると、この呼出の名は「啓輔」(けいすけ)というらしい。
ボクのハンドルネーム「KSK」からもわかる通り、ボクの本名と同じだ。(字は違うが)
なるほど、「名は体を現す」とはこういうことか。フッフッフ

啓輔は芝田山部屋に所属している三段目格の呼出である。
最近は幕内前半の取組で東方の力士の世話係を担当していることが多い。
そういえば今日(7日目)の正面解説も確か芝田山親方(元62代横綱 大乃国)だった。

0607152.jpg

大乃国といえば当時の3横綱(北の湖、千代の富士、隆の里)と3大関を総ナメにしたり、千代の富士の連勝記録を53で止めたりしたことで一躍ヒーローになった力士である。
しかし全盛期は200kgを超す巨躯を誇るものの大変気が弱く、特に張り手に弱かったことでも知られる。
横綱時代も平幕の板井(いたい)という力士に顔面を張られ鼻血を出してその場でKOされてしまったり、同じく突っ張りを得意とする寺尾にも大変分が悪かったという。
それまでは「平幕が横綱の顔を張るのはいかがなものか」と格上力士への張り手は問題視されていたが、大乃国が張り手に弱いと知るや、幕内力士のほとんどが我も我もと張り手を使い始めたとか。
ちなみに大乃国は上記の板井と寺尾にそれぞれ3個も金星を配給している。

さて、そんな大乃国の芝田山部屋に話を戻すと...
現在、芝田山部屋には力士7名+呼出1名の計8名が在籍している。
そして公式サイトの力士紹介を見ればわかるが、呼出の啓輔を始め、芝田山部屋の力士にはどうもイケメンが多いらしい。
残念ながらまだ関取はいないようだが、幕下の大勇地(だいゆうち)や序二段の常盤国(ときわくに)なんかは確かにかなりイケメンだ。
また同じく序二段には大魔王(だいまおう)というとんでもない四股名の力士がいるが、こちらも見た目は普通の好青年だった。

0607153.jpg ← 大魔王

で、この芝田山部屋の新弟子に大田村(おおたむら)という力士がいる。
身長187cm、体重110kgと恵まれた体格で、15歳の現在は序ノ口で頑張っている新進気鋭の力士だ。
それはいいのだが...

0607154.jpg ← 大田村

...ホントに男か?

マワシ姿の写真も載せようと思ったが、どう見てもエロ画像にしか見えないのでやめた。


ぶっちゃけオペレータ

ようやくインターネットが開通した。

今回はNTTの「フレッツ光プレミアム マンションタイプ」なるコースを薦められたが、いざ開通してみるとこれがもう速いの何の。
かつて関西電力の「ケイ・オプティコム」で光ファイバーの速さは体験済みだが、ホームタイプだった当時に勝るとも劣らない爆速ぶりである。
工事に来たお兄さんの接続テストによると約70Mbの速度が出ているらしい。

工事で光ファイバーもしくはLANケーブルを宅内に引き込むとばかり思っていたが、マンションタイプの場合はモジュラージャック(電話線を挿す穴)をそのまま使うらしい。
ただ宅内端末装置(VDSL)と加入者網終端装置(CTU)の2つの機器を設置するため、コンセントも2つ必要とする上に意外と場所をとる。

今回Hi-Ho(プロバイダ)の方は普通に移行手続きをとったが、フレッツADSLはいったん退会して光に新規入会する手続きをとった。
これは新規入会者は工事費が無料のキャンペーンを利用するためで、NTTの担当者がそうするよう薦めてくれたのだ。
ただ、次に他のマンションに引越しをし、そこでもマンションタイプの光ファイバーを継続使用したい場合、移行手続きをすると次のマンションでは工事費をしっかり取られるらしい。
その額およそ3万円弱
引越しの度にいちいち3万も取られるのはあまり現実的ではないと思うのだが。

また、光に限らずフレッツには「最低2年は使ってね」的な縛りがつき、これを満たさずに退会すると最大で5000円ほどの違約金を取られる。
しかしボクはこのウィークリーマンションを2ヶ月しか契約していない。
100%違約することがわかっていて黙っているのもアレなので、近々また引越しをする予定があるとNTT担当者に伝えたところ

「う〜ん、じゃぁそのときは移行手続きせずにいったん退会して新規契約すればいいと思います。工事費払うのに比べたら違約金を含めても全然安いですし。」

昔からNTTは好きになれなかったが、ちょっと見直した。


カードで...

仕事で遅くなることが多いので、基本的には24時間営業の店を利用している。

ちなみに新大阪駅からウチまでの間にはファミリーマートが3つもある。
引っ越してきてまず最初に驚いたのがこれ。
家から50mほどの場所にある最寄のファミマ以外はまず使わないのだが、たかだか徒歩10分の道程に3つもコンビニがあるとはさすが新大阪。

...と思っていたが、その後駅までのいろんなルートを試してみたら実はコンビニはまだまだあった。
 ・ヤマザキデイリーストア ×2
 ・ローソン ×1
 ・セブンイレブン ×1


現在判明しているだけでも計6つ。
もしかしたら他にもまだあるかもしれないが、とりあえずコンビニ3大大手が全て徒歩圏内にあるというのは大きい。

24時間営業の店だと、他にはまず「すき家」がある。
名古屋で愛用していた「松屋」と違って食券ではなく後払いで、メニューが大変豊富なのが特徴だ。
ただ作りも凝っていて味もいいのだが、残念ながら量は割と少ない。
特盛でようやく一人前といった感じだが、そうするとどうしても高くついてしまうので常用するにはちと厳しい。

あと、サカエという食品スーパーも24時間営業だった。
ロゴがダイエーと同じなので調べてみたらグループ会社だったのだが、食品だけでなく生活雑貨も一通り揃っているのでかなり愛用している。
しかも先日レジに行って財布を見たら見事に小銭しかなく、おそるおそる「カード使えますかね?」と聞いてみたら普通に使えた。
見た目が結構ショボい店なので期待していなかったが、ちゃんと大型店舗レベルの設備投資をしているとはやるじゃないか。

え、最近はコンビニでも普通にカード使えんの?
...マジで?

菊花狂い咲き

会社の近くに「大阪肛門病院」という病院がある。

見たときはこれ以上ないくらいストレートな名前でびっくりした。
腰痛や水虫に悩む患者が間違って来院することもまずありえないだろう。
むしろ「肛門に関する病気なら何でもござれ」的な自信すら感じる。

が、患者の視点から見ればこの名前はいかがなものか。
建物に入りにくいのはもちろんだが、他にもいろんなトラブルが起こりうる。
 ・財布を落として交番に行ったら届いてて、中身を確認した警官が診察券を見て複雑な表情。
 ・家族にも秘密にしてたのに病院から実家に電話がかかってきた。

などなど、特に女性患者には不都合が多そうだ。

となると、「肛門」の部分はあえて婉曲的な表現にすべきだろう。
肛門を意味する隠語はいろいろあるが、やはり「菊」がもっとも美しい。
一般的には肛門周囲のヒダは48枚あるそうで、菊の花も花びらが48枚あることから肛門を「菊座」とか表現するようになったそうな。
ちなみにホモ同士の肉体的結合は隠語で「菊花の契り」と言うらしい。

そうなると大阪肛門病院も「大阪菊花繚乱病院」あたりに改名してみてはどうだろう。
あちこちで患者が菊の花を咲かせるわけだから別に誇大広告でもないし、中には赤い菊なんかも咲いていて風光明媚なことこの上ないはずだ。
もちろん公式サイトも菊の花を多用してお花畑のイメージを前面に押し出す。

ちなみに大阪肛門病院の公式サイト「おだいぢに」は現時点では画像が1枚しか使われておらず(しかも境界線画像)、名前のインパクトの割に実体がまったく見えず非常に謎めいた雰囲気を醸し出している。
しかもトップページでは赤字のフォントでデカデカとこう書いてある。

「大阪肛門病院に初めて来た頃は、誰にも相談できずに一人で思いつめていたんです。それが最近は私ったら・・」

「最近は?」

「もう痔じゃないんだって思うと、聞かれもしないのに言っちゃうんですよね。

 “私、お尻で悩んでたんだ”って!」

「あははは。」



申し訳ないが、笑いどころがまったく理解できません。


ミツグくん

ボクがいつも通勤に使う地下鉄は「谷町(たにまち)線」という。

ここでニヤリとした人は立派な相撲通だ。
相撲界で言う「タニマチ」とは、力士をさまざまな形で援助してくれる個人ファンを指す隠語だからだ。
ただし、この「援助」というのはもちろん声援のような無形のものではない。
それは時に金銭であったり食料であったりと、あくまでも物質的に力士や部屋を援助してくれる個人をタニマチという。
わかりやすく言えば力士の「パトロン」に近い。

なぜこういった熱心なファンを「タニマチ」と呼ぶかというと...
一説では江戸から明治にかけて大阪の谷町(たにまち)で開業していた医者が大の相撲好きで、力士が診察に訪れた際に治療費を受け取らなかったばかりか食事まで振舞ったことから来ている、ともいわれるが、この医師が誰と特定できているわけではなくあまりはっきりしない。

幕内力士ともなると、ほとんどがこのタニマチの世話になっているという。
例えば力士の化粧廻しなんかは300万円くらいが相場だが、これも普通は協賛企業やタニマチが力士に贈るものだ。
またひいきの力士が優勝すれば、タニマチは祝い金として通常500万円ほど包むそうで、とにかく何かとお金がかかる。
中には一場所で一千万円以上使うタニマチもおり、よほど金銭的に余裕のある相撲ファンでないととても務まるものではない。
ゆえにタニマチには芸能人や大企業の偉いさんとかが多い。

これらタニマチから贈られる金品の類はあくまでも「個人的な贈り物」であり、力士からしてみれば親方に中抜きもされず丸々入ってくる上に課税対象にもならない点で重要な収入源といえる。
また運営の苦しい相撲部屋の中には全面的にタニマチの支援に依存している部屋もあるとか。
ではこうした援助をしているタニマチに対して何らかの見返りがあるかというと、少なくとも明示的な権利や資格が与えられることはない。
ただひいきの力士の「ごっつぁんです」というセリフを聞くためだけに数百万のお金をポンと出せる人だけが「タニマチ」と呼ばれる資格を得るわけだ。

そういえばタニマチについてこんな話がある。
かつて大横綱○○の○○のタニマチであったある土建屋の社長が、横綱を自宅に招いて昼食を振舞ったことがあった。
そして社長は横綱にご祝儀として百万円を包んで手渡したそうだが、それを受け取った横綱は一言
「薄いですね」
と言ったという。
要するに「このオレを呼びつけておいてこの程度か」という意味なのだろう。
真偽のほどは定かではないが、○○の○○にはこういった性格の悪さを示すエピソードが意外と多いのには驚いた。

ちなみに歴代横綱で四股名が5文字の横綱は一人しかいません。

虎はなぜ強いと思う?

いよいよ名古屋場所が始まった。

番付が発表された先月26日あたりからロクにインターネットもできない環境が続いているため、中継で初めて番付を見た。
先場所であわや優勝の活躍を見せた雅山は関脇に昇進、大関陣をなで斬りにした朝赤龍と期待の新星稀勢の里がともに小結に昇進していた。
新入幕は大真鶴(だいまなづる)とかいう新婚ホヤホヤの幸せ力士。
十両優勝の豊桜も返り入幕し実兄北桜との再会を果たしていた。

今場所の注目はなんといっても大関白鵬の綱取りだ。
新大関の先場所ですでに優勝しているため、今場所でも優勝すれば「大関で2場所連続優勝」という横綱昇進の暗黙の条件を満たすことになる。
西の横綱が不在である現状に加え、すでに横綱の風格を備えているとすら言われている白鵬の昇進を阻む要素はまずない。
一部では東西の両横綱を外人力士が占めることを憂慮する声もあるが、だからこそ国産力士たちの奮起を促す起爆剤としても白鵬の綱取りは重要だ。

その白鵬が初日からやらかしてしまった。
なかなかマワシを取らせてくれない朝赤龍に対し、突っ張らずあくまでもマワシを取りに行こうとする白鵬。
その前に出ようとしたところを朝赤龍にうまくいなされてスッテーン...
あまりに予想外の結果に静まり返る愛知県体育館。
マワシを取れない白鵬はこうももろかったのか、と思わせる一番だった。

また、同じく大関返り咲きを賭けた雅山も奇しくも黒星。
いつもの強烈な押しは見られず、のけぞった露鵬に前マワシを取られてそのままあっさり寄り切られてしまった。
押し相撲の力士は連勝連敗のツラ相撲が多いとはいうが、このまま失速してしまわないよう切に願いたい。

そして2日前に北新地のキャバクラで豪遊していた横綱朝青龍はというと、新小結稀勢の里を寄り切りで瞬殺。
立合いが恐ろしく速くなっており、しかも負傷している右腕はおっつけ気味に相手の体に当てていただけで、実質は左腕の差しと勢いだけで寄り切ってしまったように見えた。
さすがは横綱というべきか。
前田慶次の名言「虎はなぜ強いと思う?もともと強いからよ!」を思わせる迫力があった。

なにげに「凡人の努力」を全否定する言葉だが、こうもはっきり言い切られると逆にすがすがしい。


夜は押し相撲

昨夜、大阪は北新地を23時ごろ歩いていると、なぜか相撲取りが前を横切っていった。

マゲを結って着物を着ていたから力士であることは間違いなさそうなのだが、週末には名古屋場所が始まろうというこの時期になんでこんな所に力士がいるんだろう。
本場所前に実家に帰って英気を養っているんだろうか。
...と思いながら横顔を見ると、どうにも見覚えのありすぎる顔をしている。
目の端がギュッとつり上がっていてとがり口のこの力士は確か...

「朝青龍や!」

連れの人の方が先に気づいたのだが、なるほど、確かに朝青龍以外の誰でもない。
しばらく我々も朝青龍の後ろを(離れて)ついて行ったのだが、道行く人々もみんな「えっ!?」という顔をして振り返っていく。
相撲人気が下火の今でも、さすがに横綱ともなると顔も売れているということか。

朝青龍は携帯電話で喋りながら付け人1名を従えてノッシノッシと新地のスナック街を歩いていく。
歩くスピードはかなり速く、しかもタクシーが正面からノロノロと走ってきても当たる寸前まで避けないなど、ウワサ通りの気性の荒さを感じさせる振る舞いだ。
通行人が朝青龍に触ろうとしたときは付け人が露払い(ガード)していたし、彼の歩いた後にはほのかな鬢付け油の香りがしていた。

こうなると気になるのは朝青龍の行き先だが、彼は程なくとある雑居ビルの中に入って行った。
入り口ではホステスと思しき数名の女性と店員らしき黒服の男たちがお出迎え。
朝青龍がどの店に入って行ったのかは入り口からはわからなかったが、少なくとも故郷モンゴルに送るお土産を買いに行ったわけでは絶対なさそうだ。

とまぁ、想定の遥か範囲外のサプライズを体験してきたわけだが...
調べてみると朝青龍は今年3月の大阪場所中に北新地のホステスに暴行するという事件を起こしていた。
どうも朝青龍がホステスの顔を3度平手で叩いたり突き飛ばしたりして2週間の怪我を負わせたとか。
相撲協会も「お店と女性と朝青龍で話をして対処は済んでいる」とその事実を認めており、どうやらよくある芸能人ガセ情報の類ではないらしい。

そこを皮切りにいろいろ調べてみると、これがもう出るわ出るわ。
実際に朝青龍に付けられたホステスや店員の証言などもある。

「あの人ホントに嫌。だって私、胸を触られたんです!唖然としました」
「大阪場所のちょっと前からほとんど毎日来てますよ。」


ちなみに相撲には「ハズ押し」という技がある。
「ハズ」とは親指を立てた状態で残りの指を全部伸ばした手の形で、これを相手のワキの下に入れ、伸ばした親指を相手の胸に当ててグイグイ前に押し出す技が「ハズ押し」だ。

夜の朝青龍の得意技に今認定されました。

エコロジー洗濯

先日、生まれて初めてコインランドリーを使った。

洗濯機がないのでやむなくだが、果たしてうまく使えるだろうか。
イメージ的にはお金を入れたら洗濯機の電源が入るような感じなんだろうが、洗濯機の操作も機種によっては複雑なものもあるのであながちバカにもできない。

いざマンション1Fのコインランドリーに行ってみると、おばさんとその娘が待ち時間を持て余したのか変な体操をしていた。
ち、せめて無人ならいくらでも操作を試せたものを...
とはいえもう一度9Fに戻って出直すのもシャクなので、よしと覚悟を決めて空いている洗濯機に300円を投入した。
ぬぅ、意外と取りやがるわい。

初心者であることを悟られぬよう何気なく操作説明を読むと、どうやらコイン投入後に「シャワー」ボタンを押すと洗濯槽を30秒間水で流してくれるらしい。
なるほど、フタを開けっ放しの洗濯槽をキレイにしてから洗濯物を投入しろと、そういうわけか。

しからば、とボタンを押して30秒間待つ。
水がどんどん注水されている間、「アタック シュッと泡スプレー」を洗濯物に塗布する。
これはワイシャツの襟首など特に汚れやすい部分にシュッと一吹きしてから洗濯することで汚れを落ちやすくするもので、結構昔から愛用しているものだ。

ところが、待てどもなかなか注水が終わらない。
30秒どころかもうかれこれ2分くらい注水しているような気が...
おそるおそるフタを開けてみると、やっぱり普通に満タン近くまで注水されていた。
明らかに通常の洗濯をしようとしているようにしか見えないんですが。
これはいかんということで、あわてて注水中の洗濯槽に洗濯物を放り込んだ。

そして、さも予定通りであるかのような顔をしてその場を立ち去る。
貼り紙には「洗濯物の盗難防止のため、洗濯中は側を離れないようにしてください」的なことが書いてあったが、空調もないようなクソ暑い空間で知らない人と世間話をする気にはさすがになれない。
残り時間は「30分」となっていたので、30分後に取りに来ればいいわけだ。

一仕事終えて9Fの自室に戻り一服する。
やや想定外の出来事もあったが、まぁデビュー戦はだいたいこんなもんだろう。

......あ、洗剤入れるの忘れてた。


皆で渡れば怖くない

最近また生活が夜型に戻りつつある。

今の会社は10時出社で今までよりも1時間遅い。
加えて通勤時間が30分ほど短くなったこともあって、消灯推奨時刻はトータル1.5時間ほど遅くなり、朝もそれなりに余裕ができた。
通勤ラッシュにも巻き込まれないので結構ありがたい。

が、通勤時間が短くなった弊害も実はある。
それは「週刊誌を往復の通勤時間内で読みきれない」という点だ。
今までは通勤時間で電車に乗っている時間が往復で1時間近くあったのでジャンプにしろサンデーにしろ家に着くまでには読みきれていたのだが、今はそれが実質30分もないため半分も読めない。
ファミ通に至ってはそれこそ序盤の記事の数ページしか読めないのである。

以前から書いているが、ボクは家で本を読む習慣があまりない。
じっくり読みたい単行本の類はともかく、ボクにとって雑誌はあくまでもヒマつぶしのためのアイテムなので、やることがいっぱいある家で雑誌を読んでいると何だか時間を浪費しているような妙な錯覚に陥ってしまう。
まぁボクが家でやってることは基本的に全て時間の浪費なので気分だけの問題なのだが。

ちなみに、電車に乗る時間が減った代わりに歩く時間は結構増えた。
駅から徒歩10分とは言うものの、実際は道中に大通りをまたぐ信号が多々あるため、よほどの好要素が合わさらなければこのスコアは達成できない。
またボクは信号の状況によって最適なルートを選ぶので、日によって通勤経路が変わる。
新しい発見があって面白いこともあるが、やはりもう少し近いとこを選べばよかったという後悔もないではない。

そういえば大阪はどこも押し並べて信号が多いような気がする。
そしてそんな信号を華麗に渡っていく大阪人を目にすると、ああ、大阪に帰ってきたんだなぁという実感がひしひしと湧いてくるのだ。

「青は渡れ、黄色も渡れ、赤は気をつけて渡れ」

分けぬなら、燃やしてしまえ、不燃ゴミ

大阪での生活は割と快適だ。

契約したウィークリーマンションは築30年以上だけあって、建物や廊下はとにかくもうド汚い。
紹介サイトでも建物の外観の写真はなかったので期待してはいなかったが、想像を遥かに上回るほどダーティーなのである。
実は引越しの際に借りたタウンエースは商用車ということでカーナビが付いておらず、引越し当日は目的の建物を探して地図を頼りに周囲をさまよった。
そのとき廃墟のような建物を目にして「これはさすがにありえんな」とスルーしていたのだが、管理会社に電話して聞いてみるとまさにその建物だった、というオチもあるほどだ。

だが、部屋の中はさすがに綺麗にリフォームされていた。
多少古さを感じさせる箇所もあるが、床はフローリングだし壁紙も真っ白さらにお湯の温度を一定に保つ装置など意外な設備もある。
押入れやロフトのような収納が乏しい分部屋は広く、食器ティッシュなどの生活用品はもちろん、シャンプーバスタオルに至るまで遺漏なく取り揃えられており、コンセントも2個口が4箇所もあってまったく申し分ない。
もちろんTVやビデオ、電子レンジやオーブントースター等の家電もバッチリ装備だ。

ただし洗濯機はなく、マンション1Fにあるコインランドリーを使う必要がある。
また単車置き場も有料だが、月2000円と良心的なので一応契約した。
名古屋ならともかく、日本のデトロイトとも言われるこの犯罪都市でバイクを路駐する勇気はボクにはない。

とまぁ、若干の短所もあるが...
もっとも感激したのはゴミ捨ての環境だ。

この地区のゴミ袋はなんと黒いのである。
名古屋のゴミ袋は完全透明はもちろん可燃・不燃・資源と3種類の袋を買わされていたのに、大阪ではそのような区別すらもない。
しかもマンションの戸数が多いせいか、ゴミ収集車は平日なら毎日来るらしい。
つまり平日はゴミを捨て放題ということだ。イヤッホウ!

聞いた話では、大阪の住民にゴミの分別を啓蒙してもムダということで、市は啓蒙活動をやめて焼却炉の増強に資金を投入したらしい。
大阪人の気質を知り尽くした、実にいい判断であるといえるだろう。

今では焼却炉の火力は自転車でも燃やせるほどに強まったそうな。


真夜中は別の顔

引越しの時の悲喜こもごもでも語ろうか。

今回「荷物7割減」をスローガンに掲げたものの、その障壁は思っていた以上に高かった。
まず会社のハイエナどもが荷物を引き取りに来たわけだが、案の定欲しい物しか持って帰ろうとしない。
それでも本棚腹筋ベンチマッサージチェアなどの大物は引き取られていったので、結果としてはこの時点で全体の3割くらいは荷物が減ったといえる。

だが、問題はここからだった。
最大の誤算はハイエナどもの手を借りてハードオフに持って行った21インチモニター×2だ。
「申し訳ありませんが、この品物は大きすぎて当店では取り扱っておりません」
「はぁ、では有償処分にでもして下さい」
「いえ、といいますか...」
「...それすらも?」
「はぁ」
「つまりえ〜と、『お持ち帰り下さい』と?」
「ええ、まぁ、その、申し訳ありませんが...」


有償処分すらもしてもらえず持ち帰るハメになり、結局は件のインチキリサイクルショップに頼んで2台で6000円という法外な処分費用を払って廃棄してもらった。
考えていた最悪の結末をさらに上回る極悪の結末である。

まぁ、そんなこんなでハイエナどもも去ったわけだが...
残された物から生活必需品を除けば、それらは基本的にすべてゴミとなる。
まだ使える目覚まし時計食器おもちゃスピーカーも全部捨てるのだ。

名古屋市では木曜が不燃ゴミの収集日なのだが、前日の夜は本当に徹夜する勢いでゴミ出しに奔走した。
終わってみれば、その数なんと45リットルサイズで22袋
しかも袋の一つ一つがアホほど重いため、どう頑張っても一度で両手に一袋ずつしか運べず、単純計算で集積所と家を11往復したことになる。

もちろん回収拒否でもされたら犯人はボクだとチョンバレなので、家から離れた件のインチキリサイクルショップ前の集積所に捨てに行く。
ついでに袋に入りきらないややこしい不燃ゴミも不法投棄した。
6000円も払ってんだからこのくらいアリだろう。チキショーめ。
真夜中にこう何度も何度も同じ道を往復していては、まるで泥棒に入る家を探している不審者のようで大変後ろめたい気持ちになる。

実際、通り道にある家に雨戸を閉められた時は泣きそうになった。


摩訶不思議アドベンチャー

だから好っきゃねぇ〜ん♪

...というわけで、無事に大阪への引越しを済ませた。
いろいろあった。ええ、そりゃぁもう、ホントいろいろありましたとも。
そのへんはおいおい書いていくとして、取り急ぎ当方の現状をご報告しておきたい。

まずは次の仕事について。
2ヶ月間無職になって就職活動をする予定だったが、いろいろあって友人の経営するベンチャー企業のシステム担当にちゃっかり収まってしまった。
しかも今日からさっそく出社しているため、結局無職の期間はナシ。
履歴書的にはいいことだが、旧友どもと久闊を叙する目的は果たせそうにないのがやや残念なところではある。

次に自宅の環境について。
住まいそのものはレオパレスに比べて多くの点が改善されており、十分に快適といっていい。
このへんはまたおいおい書いていくが、やはりボクには大阪の水が合うらしい。

ただボクの不手際で、インターネットはしばらく使えない。
ADSL環境をそのまま移行できると勝手に思っていたのだが、NTTによれば工事はやっぱり必要でしかも2週間待ちとのこと。
ただ今回入ったマンションがマンションタイプの光ファイバーを引いているそうで、
「どうせならこっちにすれば?安いし。」
みたいなことをNTT担当者に言われてそうすることにした。
初期工事費等も無料だそうで、工事の待ちも似たようなものだという。

そんなわけで、現在も家ではネットができない。
したがって当ブログの更新も2週間先からになってしまう。
ああ、書きたいことはこんなにいっぱいあるといふのに。神よあなたは残酷だ。

 社長 「定時過ぎたら私用でネット使ってもいいよ」
 ボク 「え゛」
 社長 「みんな普通に音楽とか聴いてるし」
 ボク 「マジすか?」


...というわけで、こうして職場でブログを書かせていただいている。
それはありがたいのだが、今までこう、コッソリとやっていたことをいざ大っぴらに許されるとなんだか逆に落ち着かない。
「タバコはトイレで隠れて吸うのが美味い」とどっかの隊長さんも言っていたが、前の職場で隠れて書いてた時の方が明らかに筆が進むのだ。
もちろん当ブログはかねてから社長も見て、もといご覧になっておられるので、仕事についてはあまり滅多なことも書けそうにない。

いろんな意味で環境が激変したわけだが、とりあえずボクは元気です。